2026年7月26日(日)、多くの方にご参加いただき、無事に開催することができました。ご参加いただいた皆さま、ご協賛いただいた各社さまに心より御礼申し上げます。 次回の開催につきましては、決まり次第、本サイトおよび Instagram にてご案内いたします。
商業写真の世界では、ライティング技術は長らく「現場で見て覚える」ものとされてきました。先輩の背中を見て、自分なりに試行錯誤する——それが日本の写真教育の主流であり、それ自体は尊い文化です。しかし、それだけでは限界があります。
同じライティングを再現できない。なぜその光を選んだのか説明できない。光の理解が属人的で、チームで共有できない——これらは、個人の努力ではなく、構造的な「教育の不在」がもたらす課題です。
六本木スタジオは、毎日現場で光と向き合う組織として、この課題を変える責任と可能性があると考えています。そこで、講師・五十嵐隆裕(SIGNO)氏が米国で体系的に学んだ照明理論をベースに、全5回のシリーズとして日本の写真業界に還元するプログラムを立ち上げました。
感覚を、知識に変換する。
ロクスタアカデミーの目的は、
を扱える人材を育てることです。
写真のライティングは複雑ではなく、5つのクラシカルパターンから派生しているという事実があります。この“基礎”を知っているかどうかで、現場での判断の速さ、クオリティの安定性、仕上がりの説得力、チームとのコミュニケーション——すべてが変わります。
ロクスタアカデミーは、経験だけに頼らず、理論で光を扱えるフォトグラファーを増やすことを目的にしており、経験と感性に頼ってきた日本のライティング文化に、“再現性”と“理論”という新しい軸を導入する試みです。

1967年創業。東京・六本木に根ざし、CM、PV、広告、カタログ、雑誌など多様な撮影を支えてきた歴史あるプロフェッショナルスタジオ。
1980年東京生まれ。正確で緻密なライティングを駆使し、いかなる状況でも光を捉え、美しく深みのある世界を創りあげる。ビューティを中心とした広告、雑誌、カタログ等で活躍。
光を、判断として読み解く。
第3回・第一部では、ポートレートライティングの最重要パターンのひとつ「Rembrandt」を主題に据えた講義を午前に開催。午後は、午前の理論を実際の撮影に落とし込む特別応用企画を行います。「読んで、考えて、組み立てて、撮る」——知識を現場で使う、再現性のある技術習得を目指します。
光を再現可能な判断として読み解く
ポートレートライティングにおける最重要ライトパターンのひとつ「Rembrandt」を主題とした体系講義。唯一、実在の人物の名を冠した光として知られ、画家レンブラントが多用したドラマチックな陰影は、人物の内面や背景、強いコンテクストまでも浮かび上がらせます。順を追って解説するので、アカデミーへの参加が初めての方でもご参加いただけます。顔の骨格を読み解き、被写体ごとに最適な角度へ正確に光を刺していく——感覚だけでは届かない領域へ、技術と観察で踏み込む、極めてテクニカルなライトを習得します。
